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ある少年の話 パート1

このお話はノンフィクションです。


その少年は当時4年生でした。



いつも公園で「なんちゃって野球」をして遊んでいました。




彼は,野球やソフトが大好きでした。




小さいころは「少年野球チームに入りたい




高木スネークスに入りたい」と



お父さんお母さんにいつも言っていました。






500円玉(保険)を握りしめてスネークスの体験に来たこともありました。





でも,いつの頃からか「入りたい」と言わなくなりました。









そして,4年生の終わりの頃の参観日,





教室の後ろの壁にみんなが書いた詩が貼ってありました。







その少年の詩です。(原文のまま,漢字もそのまま・・・)




題名  ぼく

     ぼくは,野球が好きだ。
     でも,お父さんとお母さんがいそがしいから
     はいれない
     だから,ぼくはじぶんでやっている
     ぼくは中学校から野球部に入って,
     こう校でも野球部に入って,
     プロ野球選しゅになるんだ









この詩が数人の母達の目にとまり,涙を誘いました。





彼は,両親の仕事の忙しさをよくわかっていたので


小学校の間は我慢しようと決めて


「入りたい」と言わなくなったのです。






涙したスネークスママ(現6年生キャプテン母)が,


この少年のお母さんに直談判しました。



「土日に当番とか出てこられんでも


私たちがなんとかするけん


彼をスネークスにいれてやって!お願い!!」






実際この少年のお母さんは


ソフトボールチームに入れてあげたいのはやまやまだけど,



自営業で,土日に両親とも仕事なので,



入ればみんなに迷惑をかけると思い,



小学校の間は我慢させるつもりだったそう・・・







でも,この詩をきっかけに,何人かのお母さん達から



ここまで思っとーっちゃけんいれてやらんとかわいそうよ



と言われ,スネークスママからも直談判され,




この少年はようやく5年生からスネークスに入部することが出来ました。







彼のやりたいポジションはピッチャー



しかし,この時,6年生と4年生にピッチャーがおり,



彼が投げることはありませんでした。





そして,その少年は最上級生になるとき,



自分はピッチャーがやりたい と監督に志願します。






さあ,今からで間に合うのでしょうか・・・






彼はどうなっていくのでしょうか・・・







    つ づ く




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みなさんいつもありがとうございます
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No title

初めまして(^▽^)
いつも読み逃げしているものです。。。
我が子もソフトをしてまして(//▽//)
少年の様に私達夫婦のOKが出ずに1年以上我慢してました(結局、私が折れたのですが・・・。)
でも、まだまだ子供はやる気満々なのですが親がダメと言う子はたくさんいますよね。。。
彼の直向きさとスネークスママさん達の心意気に目頭が熱くなってしまい思わずコメントさせて頂きました(-。)通りすがりで長々とスミマセン。。。
続き楽しみにしてます♪

コメントありがとうございます!

ジャストミート様

うわぉ~いつも読んでいただいてありがとうございますv-435
そうなんです。
子どもたちの中には
親が反対しているために
入部することが出来ずに
我慢している子がたくさんいます。
今回,この記事を書くことで,
迷っていらっしゃる親御さんに
少しでもメッセージが届けられたらいいなと思っています。
それと,明後日,この少年の小学校生活最後の大会があります。
その前に,彼のここまでの道のりを書いておきたくて
記事にしました。
本当に,コメントうれしいです。
続きも明日までには書きますので,
楽しみにしていてください。
(山あり谷ありです)

素晴らしい!

スネークスママは素晴らしいですねっ!
尊敬します!

部員獲得の秘訣は、チームがそんなママたちに恵まれることだと思いますよ。

共稼ぎが多い現代…
当番がネックとなり、子供たちの選択肢がなくなっているということは、否定できない事実だと思います。

当番なので、特例で免除されている人を見つけると不平不満の声が…

昔は当番なんてなくても成り立ったはずなのに…

何かと義務や権利を主張する面倒くさい世の中になってしまい、モンスターペアレントやモンスターペイシェントなんて呼ばれてしまう人まで出現…

現代を生きる子供たちの将来が不安になってしまいます。

いつも練習や試合に顔を出していれば、子供たちみんなが我が子のように思えてきます。そんな子供たちのためにできる人ができる事をやればいいだけの話なんですよね。

スネークスママのように素晴らしい人たちもいるんだから、世の中すてたもんじゃないなと思えます。

だから頑張れます。

我々が CHANGE できれば
当番だってなくすことができるんです。
(これは言い過ぎか… (-.-;) )
Yes, we can.

その少年が我慢した時間を返してほしい!
そう思ってしまいます。
でも、その少年はきっと…
今まで我慢した分をこれからの練習で取り返すことでしょう!

その後が楽しみです!

いい話…ありがとうございました!

みんなが...

支えあって...
やれる事をやっていけたら...
最高ですね
素晴らしいお話しです...
子供達にも...よく言いますが...
今...やれる事を...
やればいい...
やれない事は...
やらなくてもいい...
そういう...
懐が広い...
あったかい...
チームになれたらいいなぁ~
でも...
必ず...やれる事が...
ありそうな気がします...
私も...よく口にする言葉...
忙しい...
それは...
心を亡くすと...
書くんですよね...
大切なのは...
やれる事を...
探そうとする事なのかもしれません...
生意気言ってm(__)m
私自身も...
そうなれるように...
心掛けないといけません

コメントありがとうございます

西新コングス31様

スネークスママ達をほめていただき
ありがとうございますv-435
でも,部員は西新さんの半分しかv-409

いるんですよね。練習をじっと見てる子が・・・。
声をかけて,「体験に来てみない?」
と聞くと,「お母さんがだめっていうけん・・・」
と言って,またじっと見てる。
切なくなります。
おうちの方にこの子どもの姿を見て欲しい。
こんなにやりたがっているのに・・・。

この記事に載せた少年の親御さんも
仕事は大変忙しいですが,
それでもかなりソフトにはまってくれましたよ。
(詳しくはパート3の記事で・・・)
それは,子どもが夢中になっているから,
輝いているから,ではないでしょうか・・・。

まずは,子どもの気持ちを
一番に考えてあげたいですね。

ウォーリー様

そうなんです。
やれることって
必ずありますよね。
そうすれば
周りも理解してくれるんですよね。
子どもたちが輝ける
温かいチームを
目指したいと思います。

明日の天気が心配ですが
同じパートのようですね。
うちは6年生最後の大会です。
お互い,頑張りましょう!!
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プロフィール

お越しいただきありがとうございます。 2014年春から高校1年生,中学1年生, そして小学1年生の3兄弟の母です。 子育連の本部役員もあり・・・ もちろん家事は休業中!? 長男も次男も新しいことに挑戦するらしい・・・ さてさて三男は・・・???

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